「食べる」という行為は、生きていくうえで最も大事なこと。
もちろん、犬は 私たち人間と体形も違えば、体の構造も違います。
人間の食事と同じものを食べると、寿命が縮まるのはもとより、食べるモノによっては 直ちに命にかかわることもあります。
なぜ犬が人間と同じものを食べてはいけないのでしょうか。

塩分過剰になるから

犬は人間ほど汗をかきません。
犬には体温調節をする汗腺(エクリン腺)が、肉球や鼻先など少しの場所にしかありません。
体内の浸透圧を調整する塩分は、犬にも多少は必要ですが、人間ほどではありません。
つまり、人間の食事は、犬にとって塩分過剰になりやすいという事です。
心臓や肝臓に負担が大きく、病気のリスクが大きいと言えます。

犬にとって有害だから

人間には問題なくても、犬にとって有害な食べ物があります。
タマネギやチョコレートは、皆さんに知られているところですが、ほかにも多くの食べ物があります。
食べると中毒症状をおこし、場合によっては命にかかわる場合があります。
飼い主の不注意でうっかりなんて事がないようにしましょう。
また 加工された食べ物に犬にとって有害な食材が含まれている場合があります。
知らないうちにずっと食べさせていたなんて事がないよう、飼い主さんがしっかり勉強しなくてはいけません。

犬の主食は?栄養素構成の違い

人間の主食は、穀物を主とした炭水化物。
では、犬の主食は何でしょう?
犬の起源であるオオカミがイヌ科に属する肉食で、そこから進化する過程で雑食化し 今に至るのですが、基本的に肉食傾向にある犬にとっての主食はタンパク質であり、犬は人間の4倍以上ものタンパク質が必要だと言われています。
また、人間の場合、ビタミンCは食べ物から取り入れなくてはいけませんが、犬はブドウ糖からビタミンCを体内で合成できるため基本的に食べ物から摂取する必要はありません。
逆に、カルシウムは、犬は人間の14倍も必要と言われています。
このように人間と犬とでは必要とする栄養素の割合に大きな違いがあるため、人間にとっての栄養バランスの良い食事と犬にとっての栄養バランスの良い食事は異なります。
犬には人間の食事ではなく、犬の栄養バランス適した食事を与えてあげなくてはいけません。

肥満や生活習慣病になるから

人間の食事には、脂分や糖分が多く含まれています。
人間と同じ食事を与えてしまうと肥満や生活習慣病の原因になります。
脂分・糖分ともに 一定量は必要なエネルギー源となりますが、限度を超えると中性脂肪となって、体に蓄積され肥満や生活習慣病のリスクを高めてしまいます。
犬には人間の食事やおやつではなく、犬専用のものを与えるようにしましょう。

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