愛犬の餌入れに使われる犬用食器ですが、単なるエサを入れる容器とあなどる事なかれ。
最近では、カラフルでファッション性豊かなものから、かゆいところに手がとどく機能性重視のものまで種類も豊富、多種多様です。
毎日使うものですから、愛犬にあった使いやすいものを選びたいですね。
何気なく使っている食器ですが、何を基準に選べばいいのでしょうか。

素材選び

♦プラスチック 
値段はお手頃、軽くて持ち運びもしやすい、また種類も豊富といったメリットがあります。
ただ、プラスチックですので、かじられてしまうおそれがあります。
食器の内部に細かい傷がつき、そこに雑菌が繁殖する恐れがあります。
また、強い力で噛むと割れて、破片を飲み込んでしまう心配もあります。
旅行などのお出かけ専用として使うのには便利ですが、毎日使う犬用食器としてはあまりおすすめしません。

♦ステンレス
丈夫で壊れにくく、傷つきにくく、耐久性は抜群です。汚れが落ちやすいので洗うのにも適しています。
ただ、デザイン性をあまり求めることはできません。プラスチック製に比べると値段も高価になります。
安価なものは注意してください。作りが粗悪な可能性大です。合金の成分が溶け出して、金属アレルギーの原因となることがあります。

♦陶器
陶器の食器は、ある程度重みがあるので食べている最中に動きにくいといったメリットがあります。
洗いやすく、お手入れも簡単です。
ただ、落とすと壊れます。
♦木製
見た目がかわいらしくオシャレなので人気があります。
軽くて使い勝手もいいのですが、傷つきやすく菌が繁殖しやすいので、水などは頻繁に入れ替える必要があります。

犬のサイズに合った食器選び

犬のサイズに合った食器を選択しましょう。
大型犬の場合、1回の食事量が入る食器を選びましょう。また、首や腰の負担にならないように高さ調節ができる台があるといいですね。
小型犬の場合、食器の大きさが大きくならないように気をつけて下さい。
器が大きいとフードの量も多くなりがちです。肥満につながります。

犬の特徴に合わせた食器選び

大きく分けて、平皿と深皿の2種類があります。
マズル(鼻先から口にかけて)が短い、ブルドッグやパグなどの短頭犬種は、平皿を選びましょう。
深皿では皿の縁がじゃまになりストレスになりかねません。
逆に、マズルの長い犬種は深皿がいいでしょう。なかでも、ゴールデンレトリバーのように耳の長い犬種は、深い皿でかつ幅が狭い食器がいいでしょう。
幅が広いと耳がフードにつき、よごれててしまいます。
個々の犬の特徴を踏まえたうえで、食器を選びましょう。

早食いを防ぐ食器

犬は基本的に食べるのが早い動物です。
これは、犬の祖先であるオオカミの習性をうけついだものと見られます。
外敵から獲物をとられないように、早食いでなければならない環境下に身をおいていたためでしょう。
その習性は犬に受け継がれているようです。
早食いは、のどを詰まらせる原因にもなります。また、消化不良をおこしたり、稀に「胃捻転」という大きな病気に発展することもあります。
そこで、早食い防止のために、開発された食器がこちら。
突起があることでフードを少しずつ食べるように工夫されています。
愛犬が食べるのが早いという方は、こちがおすすめです。

食器は機能性重視で

食器ひとつ選ぶのにも、様々な種類がそろっています。
毎日つかうものなので、愛犬にあったものをチョイスしましょう。
選択のポイントとしては、犬の体格・顔や頭の形・耳の形など外観から、どの形状の食器が食べやすいかを見極めましょう。
材質は、壊れにくさや衛生面を考えると ステンレスもしくは陶器がおすすめです。
食器のデザインやかわいらしさでついつい選びがちですが、愛犬にとって大事な食事の時間です。
ストレスなく食べてもらえるように、機能性を重視した食器選びをしましょう。

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