動物虐待のニュースは後を絶たちません。
特に人間の生活に密接に関係している犬や猫は、虐待の対象になることが多いです。
最近、虐待映像や画像をインターネット上に投稿しアクセスを集めるなど、悪質なものもあります。
また、虐待の場面を第三者による投稿により発覚するケースも見受けられます。
なぜこうした虐待が後を絶たないのでしょうか。

動物虐待には2つのタイプがある

マスコミ等で騒がれている動物虐待といえば動物に直接危害を加える、殴る蹴るといった行為や身体に外傷を生じさせる切りつけたり熱湯をかけたりといった行為を考えがちですが、実はもっと身近で頻繁に起こっているのが保護責任を放棄し必要な世話をしないネグレクトです。
食事や水を与えないといった明らかな保護責任放棄のほかに、病気を治療せず放置したり、ゴミや糞尿をそのままに不衛生な環境で飼育したり、屋外犬では短い鎖でつなぎっぱなしであったり、夏冬の厳しい天候に対策を講じないといった飼い主が虐待であると認識していないケースも多々あります。
虐待は意図的であるなしにかかわらず、動物の心身の状態と飼育されている環境から判断されるべきでしょう。

➀意図的虐待  直接危害を加える、殴る蹴るなど暴力。

➁ネグレクト  保護責任があるにもかかわらず遺棄や放置したりする行為。

動物虐待は犯罪です

ストレスのはけ口として人間より弱い立場の動物に対して虐待することで心のバランスをたもっているのでしょうか。
マスコミ等で報道されているように、人間の本当に身勝手な行動で虐待が行われていることは事実です。
決して許される行為ではありません。
なにより、他人の所有物であるペットや家畜のみならず野良猫や野生の動物への暴力・殺害は多くの社会では犯罪行為とみなされるのが一般的です。
近年では自己の所有する動物に対する虐待行為も犯罪として見なされるようになりました。

動物愛護管理法
愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→100万円以下の罰金
愛護動物を遺棄した者
→100万円以下の罰金
※愛護動物とは
1 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
2 その他、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの

動物虐待を発見したら・・・

動物虐待を発見したら、各地域管轄の警察・自治体の保健所・動物愛護センターのいづれかに知らせてください。虐待かどうか確信はないけれど疑わしい場合も含め一度相談してみましょう。
警察や愛護センターが通報者の氏名等個人情報を漏らすことは絶対にありません。
目撃したらすぐに通報しましょう。
通報するのが不安な方はFacebook動物虐待110番などSNSを活用することもできます。
また、可能ならば写真や動画を撮影しておくと良いでしょう。
対象の動物を見かけた日時や様子を詳細にメモしておくと、警察や保健所からの迅速な対応につながります。
※全国の動物虐待通報先

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