「無添加」という言葉がネット上で注目を集めています。
「何もくわえていない」という意味ですが、もちろんそれでは食品は作ることができません。
では、 「無添加」という言葉には、どういう意味があるのでしょうか?

良い食品添加物と悪い食品添加物

無添加を理解するうえで、まず 押さえておくべき事が「食品添加物」。
とりわけ、ドッグフードに含まれている添加物を見てみましょう。

栄養添加物

ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、脂肪酸などがあります。
 ペットフードに使用される原材料は動物の肉や穀物など天然由来のものです。
しかし、その中から摂取できる栄養素には限りがあり、原材料を加工する中で失われてしまうため、一定の栄養基準を満たすことが難しいということがあげられます。
 ゆえに、ペットフードの決められた栄養基準を満たすために、ミネラル類やビタミン類などの栄養添加物を使用しています。


ポイント

ビタミン・ミネラル等、食材では足りない栄養素を補うために使用されています。
健康維持のためには、必要な栄養素であるため、一定量は必要と判断できます。


酸化防止剤

酸化によるフードの変質を防ぐための添加物。
天然由来のものと化学合成の2種類があります。
酸化防止の効果が、天然由来より化学合成のほうが長時間持続するため、賞味期限もそれに比例して延長されます。


ポイント

フードを酸化から守る為に使われます。酸化したフードは下痢などの体調不良を起こすので、必要な添加物ではあります。
上記の通り、「化学合成」と「天然」の2つがありますが、 化学合成した酸化防止剤の方が酸化防止力が強く、法律で安全な使用量が決められています。
できれば、ミックストコフェロールやローズマリーエキスなどの天然由来がおすすめです。

保存料

カビ・細菌による、フードの腐食を防ぎます。
水分含有量が25~35%のウェットフード・ソフトドライフードで使用されます。
ドライフードでは水分含有量が、ほぼ10%以下ということもあり、カビの発生を抑制できるため、保存料が使用されることはほとんどありません。


ポイント

腐敗(カビや細菌)を防ぐ為に使われます。腐敗したフードが体に悪いは勿論の事。
一定量の使用はいたしかたないところです。
ただ、賞味期限を短めに設定したり水分量を調節して、なるべく防腐剤を使わない選択をこころがけましょう。可能ならば防腐剤不使用のメーカーを選びたいところです。

着色料・発色剤・甘味料

着色料・発色剤はフードの色見、外観を一定に保つための添加物です。
犬の目は色の識別ができないとされています。フードの色見を調整する必要性は、あまりないのかもしれません。


ポイント
フードの見た目で食いつきが悪くなるといったことはありません。また、甘味料はフードに風味をつけることで食いつきをよくする目的に使用されます。人工的に合成されたものが多く、あまりおすすめできません。

増粘安定剤

とろみや、しっとりとした食感を出すための添加物。
主にウェットフードに使用されます。


ポイント

プロピレングリコールなど、一部、ペットフード安全法に基づいて、1日の摂取許容量が決められているものがあります。

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